膝の痛みを改善し、1人でも床に座れるようになりたいと考えていた。

姿勢が猫背気味でかつ膝に痛みがあるとのことだったため、年齢を考慮して神経促通（筋肉や神経など身体の機能を正常にすること）を重要視したトレーニングを実施しました。具体的には、ストレッチポールやタオルを用いたトレーニング、ボールを使った簡単なキャッチボールをおこないました。また、適切な重心位置の練習や座り方の指導なども実施しました。

体重が増え続けていることに恐怖を抱え、痩せたいと考えていた。

食事内容を伺ったところ、朝食を摂らず、昼はコンビニで購入したサンドイッチやパスタなどで済ませ、夜遅くに家にあるものを適当に食べる食生活を送っていることがわかりました。そのため、朝にプロテインを摂取し、夜は適切な時間に食事を摂るよう指導しました。また、お菓子の量を減らし、ポテトチップスからナッツに変えてもらいました。トレーニングは、代謝を高めるために大筋群を中心に実施しました。ただ、長く続けることを重視し、汗をかく程度の強度でおこないました。

スポーツをするとすぐに疲れてしまうため、動ける体になりたいと考えていた。

トライアスロンをやってみたいということだったので、基礎筋量と下半身の筋肉を強化するためのトレーニングを実施しました。現在は、インターバルトレーニングでの心肺機能向上や股関節の柔軟性確保、抗回旋トレーニングなど、トライアスロンに特化したメニューをおこなっています。