体重を増やし、体を大きくする意欲はあるものの、適切なトレーニング方法が分からなかった。

初期段階では、関節の可動域が制限され、スクワットなどのエクササイズを行う際にエラー（正しいフォームで行えていない、代償動作が発生している状態）が発生しました。エラーを減少させるためのトレーニングを行い、正しいフォームを確立しました。重量については、徐々に増加させることで、無理なくトレーニングの強度を高めていきました。

デスクワークによって引き起こされる、巻き肩の姿勢に悩んでいた。

トレーニング前に、ペアでのストレッチを行い、筋肉をほぐしてからトレーニングを行いました。巻き肩を改善するために、胸椎(背骨)を伸展させる種目を導入し、二の腕のトレーニングでは、上腕三頭筋長頭(二の腕の後ろ)を強化する種目を取り入れました。結婚式前の最後の1ヶ月には、食事指導も行いました。

テニスにおける体幹部の安定性を身につけたいと思っていた。

限られた時間の中で効率よく鍛えるため、トレーニングの1時間の流れは、コアトレーニング、ダンベルトレーニング、そしてストレッチ（アフターケア）というスケジュールを作りました。 テニスのパフォーマンス向上を目指して、回旋動作を取り入れ、実際のプレーに近い形でのトレーニングを行いました。 またテニスをしている方に特有の問題として、筋肉の左右差が現れることがあります。この左右差を解消するために片手の動作を取り入れ、体全体のバランスを整えるアプローチも行いました。